【映画レビュー】海獣の子供 アニメ史上最高の雰囲気映画 神作品

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アニメ映画
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
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全国5000万映画ファンの皆さん、こんにちは私です(誰だよ)。6月7日公開のアニメ映画「海獣の子供」を鑑賞してきたのでその感想を書き散らします。一言で述べるならおすすめです。

【映画レビュー】海獣の子供

海獣の子供とは

有名っぽい漫画家の五十嵐大介氏が今は亡き「IKKI」で連載していた全5巻の同名漫画を鉄コン筋クリートやアニマトリックスの超作画で知られる「STUDIO 4℃」がアニメ映画化した作品。

五十嵐大介と聞いても寡聞にして存じ上げないなあと私は最初思ったのですけどリトルフォレストの作者さんなんですね、映画は観ました。今回の海獣の子供も自分が利用しているマンガワンで無料連載していたので序盤くらいまでは読んでみたんですが、まあちょっと一話単位で話を追っていくのに挫折して投げちゃいました。こういう1話毎に盛り上げる意図のないアンケート至上主義に阿らない漫画は単行本で読んだ方がよさげです。

そういうわけでほぼ原作未読の状態でこの映画を鑑賞しに行きました。STUDIO4℃といったら幼少期の私のトラウマを醸成してくれたアニマトリックスのスタジオですからね、これは見逃せないぜ!というわけです。

圧倒的雰囲気アニメ

こう雰囲気アニメというと形だけの中身のないアニメの揶揄として使われることが巷では多い気がしますが、今回のこれにそういう意図はありません。実際お話は正直よくわかんない上に中盤眠たくなるくらいの部分もあったんですけれど、それを圧倒的に捻じ伏せる雰囲気ですよ雰囲気。作画とキャラクターデザインと音楽と声優の演技。ヤバい。

作画の良し悪しなんて素人だから細かいところはよくわからないけど違和感を感じるようなシーンが一切ない統一感とクオリティの高さの維持はすごいと思った。隙がない。主人公の芦田愛菜はすごかった、圧巻の演技。14歳でこれとか天下取れる、いやもう取ってるのか。感情が乗ってる、息を呑む演技とか細かい部分もすごい。これをすごいと思う心には作画も一役買ってるかもしれない、正に相乗効果。相乗効果で雰囲気がヤバい。

最早単なる雰囲気を超えてる。雰囲気アニメじゃないな、趣アニメだ。趣がヤバい。アニメの枠を飛び越えた芸術ですよこれ。アカデミー賞取れねえかな、取るべきだろ(もちろん日本のじゃないぞ)。

話のわけわかんないところもまあそれで良いと思うんだ。人間の言葉じゃ伝えきれないことを鯨がソングで伝えてるかもしれないみたいな話が序盤にありました。中盤には人が掴んでる宇宙の物質は10%程度でほとんどわかってないという話もあった。そういうことですよ、ひと夏の間に少女が遭遇した海の奇跡、それを言葉で説明できるなんて無粋だし誰にも理解できないことなんですよ。分からないのが正解。

ただ少女に友人が出来て奇跡に遭遇してちょっと変化した(成長とはなんか違うんだな)、なんて完璧なジュブナイルなんだ(感涙)。映画が終わった後はもうすごいものを観たという感慨とこの映画に遭遇したことにより何か自分にも変化があったようななかったような気もする。これは絶対映画館に行って観るべき映画です。アニメに興味ない人でも興味ある人でもぜひね。暫定今年ベストでしょう。これは神。神。漫画も買います。

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