どろろ 9話 無惨帳の巻 感想考察 モノクロの世界

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TVアニメ
どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン
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開幕から雰囲気ある蝉の声、アニメで夏で蝉の声を聞くとすげえノスタルジーな気持ちになる。

どうか、しましたか?

どろろ 9話 感想考察

あらすじ

どろろ9話適当あらすじ:百鬼丸の体を取り戻すための長い旅の途中、どろろは突如意識を失い倒れる。親切な尼の計らいで寺に運びこまれたどろろはぽつりぽつりと自らの父と母について話始めるのであった。

モノクロの世界

今回は惨い戦の中で生きるどろろ一家が描かれたわけですが、回想だということもあってか始終色味が少ないモノクロームさんでした。暗い思い出だということもあるかもしれません。

しかしその中で生きていた色も一つありましたね。炎や血、そいして曼珠沙華のような真っ赤な赤色です。

この赤だけが目立つセピアな世界を描くという演出というのはスティーブンスピルバーグの「シンドラーのリスト」を思い出します。

 

こちらの映画では第二次世界大戦の最中で非道な目に合うユダヤ人の姿が描かれます。ほぼ全編モノクロなのですが、このコートの少女と暗がりの中で蝋燭に灯る火、そして現代のシーンだけがカラーなのです。絶望と希望、解釈はまあ幾通りもありましょうが非常に際立った示唆的な演出です。

どろろでの赤は何を意味しているでしょうか。私は普通にどろろ視点で印象に残ってしまったことの現れだと感じました。両親の死という重い過去は全ての思い出に暗い影を落とし、ただ衝撃と不気味な赤だけを彼女に残した、そういうことを表しているのではないでしょうか。

原作よりもインガオホー感が強い

火袋の設定は侍しか襲わないという骨子は変わっていないけれど、死にざまは全然違います。原作だと飢えたどろろに哀れみを掛けた侍の娘に激高して、手を払いのけ無礼を働いた結果、娘のお付きの者どもと戦いになって死ぬという、まあ腹の足しにもならない誇りを守って死んだ男です。正直全然共感できねえ…。

そういう誇りのおかげで人肉を食すことなく生きていけたのかもしれないけど、そもそもそんなものなかったらイタチのように侍となって家族円満で生きて行けたかもしれないし、人肉を喰うや喰わざるやみたいな極限に陥ることはなかったでしょうからね。

そもそも論でいうと、喰うに困って人肉に手を出すことはそんなに悪いことでしょうかね。おぞましくはあるけれど、生きていくことを至上とするなら、それを食べる勇気や度胸が評価されて然るべきだと思う。塚本晋也監督の「野火」おすすめな!アニメではまあそんな喰う喰わないの選択肢はありませんでしたね。

閑話休題、アニメだと火袋は自らが襲った侍の生き残りに出くわしたことで戦いになり、命を落とすことになります。侍にも家族があり、仲間があり、悲劇がある。野盗に身をやつし、悲劇を起こした結果として、死がやってきたという展開になりました。

原因があって結果がある。百鬼丸が体を取り戻すたびに、醍醐領で悲劇が起こることといい、このアニメでは因果応報がどこか軸にある気がします。果たして仲間を裏切るという因果を紡いだイタチにはどのような応報が待っているのか。それともどろろが因果を断ち切るか、なんにせよ注目でしょう。

石を投げるのは悪いやつだ。

終わ終わり

そういうわけでおかゆ回でしたね。みなさんおかゆどう思いました?私は熱そうだと思いました(小学生並みの感想)。

ここ2回くらい心温まるようなハッピーな話が続きましたが、今回はハッピー感なかったですね、まあ今のどろろが笑えてるならハッピーなのかもしれないけど。

来週は予告からして多宝丸無双みたいな感じなので楽しみですね!自分は小説家になろう大好き民なので無双に目がないんじゃ!八艘飛びじゃ!!!!

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